さて、早くも管理人的今期No.1作品になりつつある(いや、元々鍵信者なもんで…こればっかりは譲れねぇ…)Kanon、今週は第2話。今回はストーリーの流れを追いかけるような形でレビューしていきます。
アバンのモノローグは窓、そして外にはちらつく雪。単純な構図ですが観る人が観ると結構なネタバレになってるような気が(モノローグを語っている人物が誰なのか、そしてこの構図はその人物の視点ではないのか、だとするとその人物は一体今どこにいるのか…)。頭っからなかなか深読みをさせてくれますねぇ。
さて、所変わって水瀬さんちの朝。
「あ~さ~、あ~さ~だ~よ~~。あさごはんたべて~がっこういくよ~~」
名雪ボイス目覚まし時計起動。予想通り思いっきり腰砕けボイスです。しかし祐一、よくアレで目が覚めたなぁ…少なくとも管理人には無理です。 そして直後に隣の部屋から目覚ましの大合唱。驚いた祐一が名雪の部屋に入ると
 これだよ… 大音量の目覚ましに耐え切れなくなった祐一は
 はい、消えたぁ! …………って、これひょっとしてなるほどザ・ワールド?また懐かしいネタを…
それでも起きない名雪を無理矢理起こして場面は朝食へ。 そ・こ・で…遂に出ました…いや、出てしまった………
  ジャムキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ッ!!
あの東映版ですら禁じ手にしてた(のか?)謎ジャムがとうとうアニメで初お目見えです。しかし本当に破壊力あるなぁ…祐一から嫌な汗は止まらないわBGMは突如変わるわ空間は歪むわ…
そして学校へ。学校では玄関で香里と北川に遭遇。このへんはアニメオリジナルですね。第1話の時点で二人には逢ってますし。 …どうでもいい事ですがこの二人、なにげに祐一と名雪の『後』に学校に到着してるんですよね。さりげなく遅刻ぎりぎり?
あっという間に時は流れて放課後。ここで祐一は原作と比べるとかなり時期を前倒しして舞&佐祐理さんと初遭遇。まぁ原作ではこの二人はルート限定みたいな所がありますからこういう形での遭遇はありじゃないかなと。

その後祐一は学校を観て回ろうと単独行動になるが…いきなり迷うwちなみに校内での彷徨中に後々キーポイントとなる場所がいくつか出てきました。
 
 ……しかし、高校の部活でヌードデッサンなんかホントにやるのかね…
無事香里に救助され学校を出た祐一は商店街へ。そこでまたしても逃亡中の窃盗犯あゆに遭遇、巻き込まれる羽目に。このあたりは原作に忠実に作られていますね。 祐一とあゆ、道に迷う→話の流れからお互い7年前の知り合いだという事を思い出す→あゆ、感激して祐一に抱きつこうとする→祐一、反射的に回避→あゆ、木に激突→激突の振動で木から雪が落下、栞が巻き込まれる→祐一、栞と知り合う この辺の流れは完璧でした。
  
栞に帰り道を教えて貰い、商店街まで戻って鯛焼き屋に詫びを入れた後あゆは再会を約した指きりをして(左利きのあゆは最初左の手袋を外そうとしたが逆だという事に気付いて右の手袋を外す、これも芸が細かい。)退場。その後秋子さんに頼まれていたおでんだねを買い、スーパーから出てきた所に真琴登場。

「やっと見つけた…あなただけは許さないから!」と祐一に襲い掛かりますがその姿あたかもコントのごとし…その内腹を空かせた真琴は気を失ってしまいます。
ここで第2話は終わりなんですが少し気になった事が一つ。第1話でも思ったんですが、なんか次週への引きが妙に弱いというか、曖昧な気がします。もう少しインパクトのある所で切ったほうがいいような…(例えば今回の第2話では真琴が毛布?を外して全身が出た所(上のキャプのシーン)で切って、それ以降は第3話に持っていった方がよかったと思います。まぁ、素人考えですが…
まぁ、全体的には相変わらず高クオリティーを維持してて何度も見返したくなるような出来になっています。この調子で2クールしっかりと完走して貰いたいものです(京アニさんの事ですからあまり心配はしてませんけどね)
……ふぅ、やっとレビュー終わった。この形式は手間がかかるなぁ、書き始めてから3時間掛かってるよ……orz 次回はもう少しシンプルに行きます。
今週のおまけ
  二人を見つめる老人、そして立ち去る老人の目尻には涙が… この老人は二人の戦いを見て何を感じ、何を思ったのだろうか…(多分判明しない)
テーマ:Kanon~カノン~ - ジャンル:アニメ・コミック
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